２０２１年５月に竣工したニセコ町役場の新庁舎は、防災拠点としての機能や、環境モデル都市として、SDG’s未来都市にも選定され、CO2排出削減に取り組むニセコ町の象徴としての役割も果たしています。トリプルガラスの全面的な採用や壁面・屋根面に高断熱性能素材を施すなどで、全国の役場庁舎のなかでもトップレベルの省エネ性能で、冷暖房負担を軽減して環境に配慮した構造です。また、庁舎の内装は、町木である白樺をふんだんに使用し、外壁は敷地内で採れた土を一部混ぜたレンガを焼いて積んでおり、キッズコーナーや授乳室、展示コーナーや待合スペースには、町内作家による椅子やテーブル、絵画などが配置され、３階のフリースペースでは羊蹄山やニセコアンヌプリを眺めながら、どなたでもくつろぐことが出来ます。もちろん、全館無料でwifiの利用が可能です。